鹿児島薩摩義士顕彰会
鹿児島薩摩義士顕彰会
薩摩藩による木曽川治水工事

工事に派遣された薩摩藩士達の過労や伝染病による死亡が相次ぎ、また幕府に抗議して切腹する薩摩藩士達も続出した。この件に関して、平田翁は幕府との摩擦を回避するため、切腹した藩士たちを事故死として処理している。最終的に病死33名、自殺者52名という多大な損失を薩摩藩は被ることになった。分流工事は着工より1年3ヶ月ほどでようやく完成したが、平田翁は藩への多大な負担の責任を取って自害。享年50。辞世の句は「住みなれし 里も今更 名残りにて 立ちぞわづらふ 美濃の大牧」。
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薩摩義士