2009年05月26日

南日本新聞にて慰霊祭の様子を取り上げて頂きました。

=南日本新聞より=
(2009 05/26 11:00)
薩摩義士の功績後世に 鹿児島市で慰霊祭とフォーラム
前夜祭のフォーラムで意見を交わす参加者たち=24日夜、鹿児島市平之町の平田公園 江戸時代の木曽川治水工事を成し遂げた薩摩義士の偉業をたたえる、薩摩義士頌徳慰霊祭が25日、鹿児島市平之町の平田公園であった。鹿児島と岐阜両県から約600人の関係者が参列した。24日には両県の若者らによる初のフォーラムも開かれた。
 25日は工事の中心となった総奉行平田靱負の命日に当たり、鹿児島県薩摩義士顕彰会が、戦中戦後の一時期を除き、約90年前から毎年慰霊祭を続けている。式では参加者が玉ぐしをささげ、東郷示現流と薬丸自顕流の迫力ある演武や詩吟の奉納もあった。

慰霊祭で玉ぐしをささげる参列者=25日、鹿児島市平之町の平田公園
 岐阜県薩摩義士顕彰会の鬼頭善徳会長(63)は「両県で姉妹県盟約が結ばれ約40年。民間の交流が盛んになってきた。今後も若い世代に義士の功績を伝えたい」。山下小6年の山田優花さん(11)は「緊張したけどしっかりと玉ぐしをささげられた。自分たちの住んでいる所から、偉い人がでたことはすごいと思う」と話していた。
 慰霊祭に先立ち、24日夜に開かれたフォーラムでは、岐阜県と鹿児島市の若者らが意見を交わした。大垣青年クラブの近藤史哲副会長(32)は、紙芝居「薩摩義士のものがたり」を制作し小学校で上演する活動を報告。「子どもたちは熱心に聞いてくれる。これから先も多くの人に伝えたい」と話した。
 鹿児島市で同じ紙芝居を上演している同市の鶴垣鹿維(つるがきかい)の松元直美会長は「鹿児島では薩摩義士を知らない人もいる。子供のうちに学ぶ機会をつくることが必要では」と提言した。




Posted by KU・K at 06:00│Comments(0)
 
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